論文執筆指導
「テーマ選定から答弁まで」
-研究の全プロセスに寄り添う、留学生のための一貫型論文指導-
不安と向き合いながら論文に取り組む留学生の皆さんへ
こんにちは。博です。はじめに、慣れない環境のなかで日々の学業や生活をこなしながら、論文執筆に向き合っている皆さんに心から敬意を表します。日本の大学・大学院で論文を書くということは、単に文章を書く作業ではなく、研究テーマを設定し、文献を調べ、方法を考え、結果を分析し、それを学術的な日本語で表現するという、非常に多面的かつ専門的な営みです。その過程において、特に留学生の皆さんが直面しやすいのが、「自分の関心をどうやって研究テーマに落とし込むか」「先行研究をどう読み、活用するか」といった初期段階のつまずきです。そして、それを日本語で指導教員にうまく伝えられないことで、方向性が定まらないまま時間が過ぎてしまうこともあります。
また、学術的な日本語の運用には、語彙や文法だけでなく、論理的な思考の流れや客観的な表現が求められます。これは日本語が母語である学生にとっても簡単なことではありません。加えて、研究の背景や問いをどのように構築し、考察へとつなげるかという論文構成の技術も重要です。「何をどの順番で書けばいいのかわからない」「先生からのコメントの意図がつかめない」といった不安や戸惑いを抱えている方も多いのではないでしょうか。ですが、それらの悩みは決して特別なものではありません。一つひとつ丁寧に向き合い、学びながら乗り越えていくことができます。
私たちIDreamは、研究の出発点であるテーマ構想から、問題背景の構築、リサーチ・クエスチョンの設定、仮説の立案、調査方法の設計、データの整理・分析、そして考察に至るまで、さらに最終試験である口頭試問まで、論文執筆に必要なすべてのプロセスを段階的に指導します。我々は、単なる添削や指示にとどまらず、留学生が自らの研究テーマに真摯に向き合い、研究を深め、成長していけるよう、以下のような指導を行っています。
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★IDREAMが提供するサポート
1. テーマ選定から完成まで、徹底伴走型の論文指導
多くの留学生が論文執筆において最初に直面する壁は、「研究テーマの選定」です。テーマが定まらない、あるいは途中で何度も変更してしまうことは、論文全体の進行に大きな支障をきたすだけでなく、指導教員からの的確な助言を受けにくくなる要因にもなります。
その背景には、「自分の関心をどのように学術研究としての形にするか」「先行研究を読み込み、自分の研究の独自性をどのように位置づけるか」といった作業に対する不慣れさが存在します。さらに、言語面の壁により、自分の考えを日本語でうまく説明できず、教員とのコミュニケーションに悩む学生も少なくありません。
IDreamでは、そうした課題を見越し、テーマ選定の初期段階から指導に介入し、学生が研究の方向性を早期に明確化できるよう支援します。指導教員のフィードバックを的確に理解・反映できるよう、日々の面談や文献整理、研究動機の言語化にも丁寧に寄り添います。また、テーマ選定にとどまらず、問題背景の構築、リサーチ・クエスチョンの設定、仮説の立案、調査方法の設計、データの整理・分析、そして考察に至るまで、論文執筆のすべてのプロセスにおいて、一貫した指導を提供します。
私たちの指導方針は、単なる「指示」や「正解の提示」ではありません。学術研究の進め方そのものを丁寧に解説した上で、学生自身が「なぜこの方法で進めるのか」「どのような論理展開が必要か」を主体的に考えられるよう導く、学生中心の学びを重視した支援を行っています。研究を通じて、論文だけでなく「学びの姿勢」そのものを深めていけるよう、私たちは徹底して寄り添い続けます。
2. 指導教員のアドバイスに基づく柔軟な指導体制
IDreamの論文指導は、大学指導教員の助言を軸としつつ、学生が主体的に研究を進められるように支える柔軟な体制を整えています。例えば、修士論文におけるテーマ選定や構成の段階では、以下のプロセスを繰り返しながら、学生が確実に前進できるようサポートします。
まず最初に、①学生とIDreamの指導員が研究テーマや構想について深く議論し、その内容を②論理的に整理したうえで文章化します。そのうえで、③その文案をもとに学生が大学指導教員の指導を受けられるよう準備を整えます。指導教員との面談に際しては、④やり取りを録音し、教員のアドバイスの背景や意図を正確に把握することを推奨しています。録音内容をもとに、⑤IDream指導員と再度議論しながら、どこに論理の不備があるのかを見極め、内容の再構成・修正を行います。そして⑥次回の指導教員との面談に向けて、準備を整える——このようなサイクルを重ねながら、論文を段階的に深化させていきます。
このプロセスにおいて我々が重視しているのは、学生が大学指導教員のアドバイスを「受け身」で消化するのではなく、「なぜそのような助言が与えられたのか」「自分の研究のどこに課題があるのか」を自ら考察できるようになることです。IDreamはその思考過程を支えながら、論文の構成や論理性、文章表現に至るまで、総合的なサポートを提供します。
3. 中間発表・学会発表に向けたプレゼン準備を徹底支援
日本の大学院においては、修士論文や博士論文の執筆過程において、「中間発表」や「学会発表」といった場面で、自分の研究内容を口頭で他者にわかりやすく伝える能力が強く求められます。これらの発表は単なる報告の場ではなく、研究の進捗を第三者に説明し、建設的なフィードバックを得るための重要な機会です。また、学会発表の場では、異なる専門分野の研究者や実務家との交流を通じて、自身の研究をさらに洗練させるための刺激を得ることもできます。
IDreamでは、そうしたプレゼンテーションの場面において、学生が自信を持って臨めるよう、準備段階から本番直前までを一貫してサポートします。例えば、スライド作成については、見やすさ・伝わりやすさといった視点から、デザインや図表の使い方、文字の配置に至るまで細かくアドバイスを行います。さらに、プレゼン内容の日本語表現にも力を入れており、留学生にとって特に難しい「話し言葉としての学術日本語」への適応を支援します。
また、本番を想定した模擬発表の機会を設け、話すスピードや視線、身振り手振りなど、プレゼンテーションスキルを実践的に磨く場を提供しています。加えて、質疑応答への対策も万全であり、想定される質問への回答の準備や、即興的な返答の練習も行います。このようにIDreamは、学生が自信を持って発表に臨めるよう徹底してサポートしています。
4. 論文答弁対策も万全
「論文答弁」は、論文で提示した研究課題や方法、結果、考察について、審査教員の前で口頭で説明・弁明し、質問に対してその場で的確に答えることが求められる非常に重要なプロセスです。この口頭試問は、単なる確認の場ではなく、論理的思考力、学術的表現力、そして自分の研究に対する深い理解と覚悟が問われる試練の場でもあります。
IDreamでは、まず、学生の研究内容に応じて想定問答集を作成します。問いかけの背景にある審査員の視点や意図を丁寧に読み解きながら、どのような質問にも落ち着いて、論理的に、自信を持って対応できるように指導を行います。また、実際の口頭試問を想定した模擬答弁の練習も繰り返し実施しています。とくに留学生にとっては、日本語での即時対応が求められるこの場面は大きなプレッシャーとなりがちですが、IDreamではその困難をしっかりと理解した上で、言語面・内容面の両方から丁寧に支援いたします。
このようにして、私たちは、学生が自信と納得感を持って答弁に臨めるよう総合的にサポートします。論文を「提出して終わり」にせず、「自分の言葉で語れる」段階へと導くことが、私たちの支援の目指す到達点です。
どうか、ひとりで抱え込まずに、
論文執筆を「不安」から「自信」へ変えていくプロセスを、私たちと一緒に歩んでいきましょう。
心からの応援を込めて。

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